• 2017年10月24日(火)

    元寇「ゲンコウ」は、唐津の固有種で、はんなり香酸柑橘です。始まりましたよ!

    柚子やスダチのような香酸柑橘です。

    鎌倉時代の元寇(蒙古襲来)由来と聞きます。

    廃れてしまっていたところ、富田農園のおじちゃんが、馬渡島(まだらじま)で自生している元寇の木を発見。

    「こいは残さんばいかん!」

    熱い想いで、唐津地区に広まっております。

    もともとは、唐津~玄海町におったらしいです。

    玄海町の農家さんが、「ああ、あいね。あいはー、昔は裏ん庭にあったばってんが、切ったもんにゃ」。

    げな。

    おおっとお、これって、証言いただきました!

    実は貴重な証言です。

    ありがとう。

    これって、歴史の1ページってやつです。

    だって、ゲンコウって、馬渡島にしかなかったって説もあるんだもん。

    ふふふふふふ、あったんだもーん!って、反論できますてね。

    まろやかな酸味とほのかに甘い果肉が特徴です。

    今は季節柄、緑ですが、これが年明けると黄色く完熟してきます。

    そしたら、おおう!

    酸味は酸味としてスッキリきりりとした味わいがあるのですが、切った時の香りが、花の蜜のようなまろやかで華やかな感じ。

    もちろん、剥いてそのまま食べたりはしませんが、思わずかじりつきたくなる、そんなもどかしさがあります。

    ですが、再び。

    ゲンコウ、広まるようで停滞中です。

    あゆのさとでは、お客さんもよく知っとらして、好んで買っていただいとりますが、世の中はまだまだ。

    唐津の市場では、バイヤーさんが買わないと嘆きの声もありました。

    いかん。

    そんなんじゃ、いかんとです。

    富田のおじちゃんが、発見したってことは、ご縁があったっちゅうことで。

    そのおじちゃんが、「こいばどやんかしてくれんけ」と言ってきたからには、どやんかせんといかんとです。

    こういった土着のものを、途切れさせることなく次の代に伝えることも、あゆのさとの役割だと思っています。

    ので。

    がんばるぞー。

    季節は、今から来年の3~4月くらいまで。

    あゆのさとには、浜玉町平原の農家さんが3人ほど、このゲンコウを出荷してくれます。

     

    出来たのは、こんなジャム。

    名前も「元寇ジャム」、そんまんまです(笑)

    唐津ブランドに認定受けました。

    スッキリしてるのに、はんなり甘くって、ジャムなのに、マルチに使えマス。

    パンに塗るだけじゃなくって、ヨーグルトのトッピングにも。

    オリーブオイルにちょいと醤油足して、ちょいとこのジャム垂らして、ドレッシングやカルパッチョのタレにうまうまし。

    水割りや炭酸割り、紅茶のお伴にもおすすめ。

    ここにしかないジャム、おすすめです!

    あと、スピンオフでいろいろできてます。

    元寇生姜ジャムの水割りがおすすめです。

    そしてこれは、元寇こしょう。

    今年の仕込み、始まってますよ♪